乳児に悪影響のある蜂蜜は、妊娠中のお母さんが飲んでも良い?

蜂蜜は授乳中摂取しても良いのか

乳児に蜂蜜を食べさせると、乳児ボツリヌス症に罹る恐れがあるから絶対にいけないと言われています。
では、お母さんが蜂蜜を食べて、母乳を赤ちゃんにあげても同じような危険性があるのでしょうか。
授乳期間の赤ちゃんは母乳(ミルク)でしか栄養を摂れないので、母体にある蜂蜜の成分もそのまま入ってしまうのではないかと不安な方も多いと思います。

お母さんは蜂蜜を飲んでも問題ない

母乳を介して栄養を与えているからといって、お母さんが摂取した蜂蜜の成分が赤ちゃんにいくことはありません。
蜂蜜で乳児ボツリヌス症になる原因は、赤ちゃんのお腹でボツリヌス菌が消化できないために発症します。
成人ならば、蜂蜜に本来含まれているボツリヌス菌も問題なく消化できますし、そもそも菌が大きいため母乳に混ざりません。
そのため、授乳中でも妊娠中でも、お母さんは蜂蜜を食べても大丈夫です。

蜂蜜が入っていないかチェック

蜂蜜を食べたお母さんが、赤ちゃんに母乳を上げるのは全く問題ありませんが、母乳を卒業するための離乳食には注意が必要です。
市販の離乳食で蜂蜜が含まれている物は無いはずですが、離乳食のパッケージや赤ちゃんに食べさせる食品の原材料は絶対にチェックしましょう。
ボツリヌス菌は自然に分布する菌であるため、蜂蜜以外にもボツリヌス菌が含まれている可能性のある食べ物もいくつかあります。
特に消毒などが不十分な自家製の野菜ジュースや野菜スープ、土が付いている野菜には菌も付いている可能性も高いので、離乳食には使わないよう気を付けてください。

蜂蜜には1割の確率で菌がある

現在流通している蜂蜜の中では、約6%の確率でボツリヌス菌(芽胞)が含まれていると言われています。
1割と考えてもよいでしょう。大人ならば消化できる菌ですが、腸内環境の整っていない赤ちゃんが摂取すると、命にかかわる危険性があります。
初期症状として強い便秘がありますので、もし誤って蜂蜜を食べさせてしまった場合には、まず経過を見てください。
ボツリヌス菌の潜伏期間は3~30日なので、それまでの間で3日程度続く便秘があるようでしたら、必ず病院に行ってください。
蜂蜜がある家は、赤ちゃんが誤って舐めてしまわないように、絶対に届かないところに置いておきましょう。

蜂蜜よりも食べるべきでないもの

授乳中はお母さんの食べるものにも気を付けなければいけません。
蜂蜜は問題ありませんが、それよりも脂質や塩分が多い食品や高カロリーなものは控えましょう。これらは乳腺が詰まってしまい、炎症を起こす大きな原因の一つです。
ケーキや揚げ物、菓子パンやスナック菓子などが当てはまります。どれも魅力的な食べ物ですが、赤ちゃんのためだと思って、グッとこらえてください。
もちろん授乳中は一切禁止なのではありません。母乳のためにも食べ過ぎず、適度に楽しみましょう。

授乳中におすすめな食べ物

逆に、妊娠中や授乳中でも安心して食べられるものといえば、果物や小魚など、少量でも栄養が詰まっている食べ物です。
つわりや悪阻などでどうしてもご飯が食べられない時、少しでも果物が食べられれば体調や栄養状態は確実に良くなります。
蜂蜜も果糖がたっぷり含まれた栄養食ですので、ご飯は食べられないけど蜂蜜なら舐められるという場合には、積極的に使っていただきたい食品です。

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