赤ちゃんに蜂蜜はいつから 赤ちゃんにあげてはいけない理由

健康食品のひとつとしても知られている蜂蜜。多くの人が取り入れている身近な食品ですが、赤ちゃんに蜂蜜を与えてはいけないということをご存知ですか?販売されている蜂蜜のラベルにも、『赤ちゃんには食べさせないように』という記載がされています。なんとなく『赤ちゃんに蜂蜜はNG』という知識はあるものの、『実際いつから食べさせていいの?』と疑問に思っている人もいるでしょう。そこで今回は、いつから赤ちゃんに蜂蜜を与えていいのか、あげてはいけない理由と併せて紹介します。

赤ちゃんに蜂蜜がNGの理由

甘くておいしい蜂蜜は、きっと赤ちゃんにとってもおいしいと感じるはずです。とろみがあり食べやすいため、離乳食のアクセントに使いたくなる人もいるかもしれません。しかし赤ちゃんに蜂蜜を与えるのは絶対にNGです。その理由は『ボツリヌス菌』です。ボツリヌス菌とは食中毒を引き起こすウイルスのひとつで、蜂蜜にはまれにボツリヌス菌に汚染されているものがあります。大人の体内のボツリヌス菌が入り込んだとしても、競争に弱いボツリヌス菌は腸内細菌にやられて繁殖することはできません。しかし腸の機能が未熟で免疫が十分でない赤ちゃんの体内にボツリヌス菌が入り込むと、ボツリヌス菌が繁殖してしまうのです。ボツリヌス菌が繁殖すると『乳児ボツリヌス症』という病気になることがあります。

いつから蜂蜜を与えてもいいのか

一般的に赤ちゃんに蜂蜜を与えてもいいとされているのは、満1歳になってからとされています。その理由としては、1歳になると消化器官が発達しボツリヌス菌が繁殖しなくなるからです。じゃあ誕生日を過ぎたらいいの?と思うかもしれませんが、1歳とされているのにも理由があります。乳児ボツリヌス症の発症例は生後6か月未満が94%で、最高齢が11か月です。1歳を過ぎた赤ちゃんの発症例は確認されていないということもあり、『蜂蜜を食べさせてもいいのは1歳の誕生日を迎えてから』が基準となっています。

蜂蜜はあえて食べさせなくてもよい

蜂蜜は甘みが強い食品で、味覚が敏感な赤ちゃんにあえて食べさせる必要はないという見解を示す人もいます。離乳食期にはほとんど味付けをしないものを食べさせます。1歳の誕生日を迎えたときでもまだまだ柔らかいご飯や野菜を中心に、ほんの少し風味程度の味付けをしたものを食べさせることが基本です。甘みの強いものや味の濃いものを赤ちゃんのうちから与えると、将来味覚に影響が出てしまうことも懸念されています。2歳を過ぎればほとんどのものを食べられるようになります。このころから少しずつ味にバリエーションを増やす目的で、パンケーキなどに蜂蜜をプラスして食べさせてもいいかもしれません。

蜂蜜は1歳を過ぎてから与えよう

いかがでしたか?ボツリヌス菌に汚染されている蜂蜜があるということに驚いた人もいるかもしれません。乳児ボツリヌス症にかかってしまうと、便秘や哺乳力の低下など、様々な症状があらわれます。過去には死亡例もあるため、決して気軽な気持ちで赤ちゃんに蜂蜜を与えることのないようにしてください。どうしても与えたい場合は、1歳の誕生日を過ぎてから与えましょう。

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