赤ちゃんが蜂蜜を食べてしまったら 気になる症状は

赤ちゃんに蜂蜜を食べさせてはいけないということは、市販されている蜂蜜のパッケージにも記載されていますし、育児書や母子手帳にも気刺されているため、多くの人が知っている事柄です。もし赤ちゃんが蜂蜜を食べてしまったら、どのような症状が出るのでしょうか。今回は、なぜ赤ちゃんが蜂蜜を食べてはいけないのか、食べてしまった場合どのような症状が出るのかについて紹介します。

赤ちゃんが蜂蜜を食べてはいけない理由

蜂蜜には、まれに『ボツリヌス菌』という細菌に汚染されているものがあります。ボツリヌス菌は、食中毒を引き起こす可能性のある細菌で、市販されている蜂蜜でボツリヌス菌に汚染されているものは約5%ほど存在しているといわれています。ボツリヌス菌は大人の体内に入っても、腸内細菌との競争に勝つことができないため増殖することはありません。しかし1歳未満の赤ちゃんは抵抗力も免疫力も低く、消化器官も未熟のためボツリヌス菌が増殖しやすいと考えらえています。ボツリヌス菌が赤ちゃんの体内で増殖すると、『乳児ボツリヌス症』という病気になることがあります。

乳児ボツリヌス症の症状は?

赤ちゃんが蜂蜜を食べてしまい、乳児ボツリヌス症になってしまった場合、次のような症状が現れることがあります。

・便秘気味になる

・おっぱいやミルクの飲みが悪くなる

・哺乳力が弱くなる

・泣き声が弱々しくなる

・首の座りが悪くぐらぐらする

・元気がなくなる

・無表情になる

・呼吸がしづらそう

もし、これらの症状が見られた場合は、すぐにかかりつけの医師に相談し、診断をしてもらうことをおすすめします。乳児ボツリヌス症は過去には死亡例もある病気です。「なんとなくいつもと様子が違うな」と感じたら、医療機関を受診しましょう。

症状が出るまでの潜伏期間

ボツリヌス菌に汚染された蜂蜜を食べてから、乳児ボツリヌス症を発症するまでの潜伏期間は、個人差が大きいことが特徴です。早いと3日ほど、長いと30日ほどで先に紹介した症状があらわれます。初めは便秘が症状としてあらわれることが多いようですが、1日や2日の便秘だと見逃してしまうことも珍しくなく、便秘と合わせてほかの症状がないかしっかり様子を観察することが大切です。

赤ちゃんが1歳になるまで蜂蜜はNG

乳児ボツリヌス症の症例として、6か月未満の赤ちゃんが約94%、最高齢が11か月、1歳以上の赤ちゃんの症例がないということから、蜂蜜は赤ちゃんが1歳の誕生日を迎えたら与えてもいいということになっています。赤ちゃんの健康を守ることができるのは周りにいる大人だけです。蜂蜜は1歳の誕生日を過ぎてから与えることが好ましいです。また、ボツリヌス菌は熱に強い性質を持っているため、加熱した蜂蜜であっても赤ちゃんに与えることは避けましょう。

赤ちゃんが欲しがっても与えないで

いかがでしたか?赤ちゃんに蜂蜜はNGということは知っていても、なぜ与えてはいけないのかを知らなかったという人もいたのではないでしょうか。最近では健康のために蜂蜜を取り入れている家庭も多く、赤ちゃんの身近に蜂蜜があることも珍しくありません。たとえ赤ちゃんが蜂蜜を欲しがっても、1歳の誕生日を迎えるまでは与えないようにしましょう。

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