プロポリスとは?海外では医療でも使われる幅広い治癒効果を紹介

プロポリスは何でできている?

プロポリスとは、みつばちが巣箱の枠の上や巣の門、枠の両端などに塗りつけるために草花や樹木、たとえば柳やニレといった木から分泌液や樹液を集めてきたものです。
この物質は色がこげ茶や緑のやにのように濃くて、鋭い香りがするため、害虫のほか、病原菌なども追い払う効果があります。
もともと植物自体が自分の身を外敵から守るために、抗菌効果のある液を分泌していますので、それを家に活用しようと賢く集めたのがみつばちというわけです。
プロポリスを収集するのは重労働となるため、働きばちの中でもプロポリス収集専門部隊が作られます。
花粉と同様に液を集めては身体のバスケットとなる箇所に詰め込み、巣に運んだら一人では荷下ろしができないため仲間に手伝ってもらいます。
みつばちの巣の中の温度は35度ほどに保たれており、たくさんのみつばちがひしめきあいながら生活をしています。
さらに、大勢の働きばちが毎日外から荷物を運び込んでいるため出入りが激しいです。
それでも雑菌やカビが繁殖せずに、常に住居内の空気が清潔でローヤルゼリーと呼ばれる赤ちゃんばちの食べものも新鮮に保たれているのは、プロポリスの抗菌作用のおかげと言えます。

プロポリスは感染症の治療薬

古代ギリシャの哲学者、アリストテレスは、2300年前の記述で既にプロポリスがケガや化膿止めの治療薬として有用であると書いています。
また、古代ローマの大プリニウスによると、プロポリスはケガや腫れやできもの、筋肉痛に効くともされています。
プロポリスは少なくとも2000年以上もの間、変わることなく植物やみつばちと共にあって、それを人は感染症による皮膚炎、治すのが難しい化膿傷などの治療薬として活用してきました。

幅広い治癒効果をもつプロポリス

プロポリスの効果は、世界各国の研究で明らかになっています。
1965年の国際養蜂協会連合の国会会議では、プロポリスを外用した際の治癒効果がとても高いこと、内服による抗腫瘍作用の事例が報告され、それを起因にプロポリスによる様々な病気の治癒効果の研究が進みました。
日本でも1985年に国際養蜂協会連合が初めて開催され、プロポリスが注目されて医薬品や臨床、基礎医学などさまざまな分野で関心を持たれるきっかけとなりました。
国立予防衛生研究所のウイルス室長であった松野哲也博士は、プロポリスの抗がん作用に関わる特定成分を見つけました。
他にも、プロポリスには下記のように幅広い適用例があります。
・局部塗布による適用の例
鼻炎、口内炎、耳炎、歯肉炎、歯痛、下炎、打撲、切り傷、やけど、しもやけ、あかぎれ、湿疹、床ずれ、膣トリコモナス病、頭髪の育成など
・経口投与による適用の例
胃炎、腎炎、肺炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、前立腺炎、疲労の回復、体調不良の改善、免疫力の状況、糖尿病の改善、高血圧症の改善、白髪の黒化、気管支炎など
国によってはプロポリスは医薬品にも認定されています。
また、ブラジルが良質なプロポリスの生産地であることもあり、南米のいくつかの国では医療で使われるプロポリスも製造されています。
日本ではプロポリスは医薬品ではなく健康食品の扱いとなっていますが、他国では医療としても使われる位に効果があり、安全で扱いやすく、家の台所で自由に使えるというのは使わない手はありません。
プロポリスを活用して、家の台所を薬局にしましょう。

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