はちみつに含まれるカリウムは健康と長寿の特効薬

はちみつは長寿の素

はちみつの消費量と、平均寿命には密接な関係があります。
今から二千年近くも前の古代ローマで記された博物誌によると、アペニン山脈とポー川の狭間の地域に住む民族には長寿者がとても多く、またその大部分がはちみつを作る養蜂を職業としていたと言われています。
これと同様に、ソ連やブルガリアでも養蜂家の多い地域で長寿が多いことが確認されています。
また、生まれつき虚弱体質だった人がみつばちを飼ってはちみつを常用するうちに高齢になっても健康を維持できるようになったという実例もあります。

バーモントの民間療法

はちみつが長寿の素となる例で大きく話題を呼んだのが、バーモントの民間療法です。
この本はジャービスD.C.Jarvisという医者が書いたもので、記録的なロングセラーとなりました。
バーモント州は、アメリカ東部の最北端の農村地帯です。
この地域は時代に取り残された僻地とも言われますが、アメリカでは最も長寿者の多い地方でもあります。
そしてその理由をジャービスは昔からこの地域に伝わっている民間療法によるものだと記しています。
バーモンドの民間療法は、はちみつ、海藻、リンゴ酢の3つの柱により成り立っています。
この本では3つの食品を利用した様々な民間療法を解説していますが、中でもはちみつに対する効果効能の傾倒ぶりは目を見張るものがあります。
ジャービスが主張するのは、長寿において必要なのはカリウムであるということです。
骨にとってカルシウムが必要不可欠であるのと同じように、筋肉にとって必要なのがカリウムです。
カリウムが不足すると、発育不良、慢性疲労、高血圧、心臓障害などの症状を引き起こします。
はちみつとリンゴ酢はカリウムを豊富に含んでいるので、これを常用するバーモンド州の民間療法は健康維持にうってつけだというのがジャービスの主張です。
また、はちみつは通常十数種類のミネラルが含まれていますが、その中でずばぬけて含まれている成分がカリウムです。
ジャービスが主張するカリウム至上主義は過剰であるとも言われていますが、カリウムが高血圧にきくことも事実です。
とくに食塩をとりすぎて血圧が高くなった場合、ナトリウム過剰を調整するのにはカリウムをとることが効果的です。
古来よりはちみつが高血圧によいとされるのも、はちみつに含まれるカリウムのはたらきによるものと考えられます。

アルカリ性食品で健康維持ができる

現代の医学では、身体をアルカリ性に保つことが健康維持に繋がると言われています。
人間の体液は殆ど中性ですが、これが酸性になると身体がだるくなったり、病気への抵抗力がなくなったりしてしまいます。
さらに不調が続くと酸欠症や酸毒症になります。
一般的に、甘いものは酸性と考えられるためはちみつも酸性食品と疑われがちで、事実酸性でもあるのですが、はちみつは体内でアルカリ性へと変わる性質を持っています。
酸性かアルカリ性かを決めるのは、食品に含まれているミネラルの種類と量です。
ミネラルが多い食品はアルカリ性、硫黄やリンなどが多い食品は酸性食品となります。
はちみつにはミネラルが非常に多く含まれているため、アルカリ性となります。
また、バーモンドの民間療法でも挙げられていた海藻やリンゴ酢もアルカリ性食品です。

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