はちみつで病気が治る?迷信じゃない効果を解説

はちみつの薬効は、古代からおびただしい数の効果が記録されています。
例えば明の「本草編目」では、はちみつがまるで万能薬のようにほめちぎられていますし、古代エジプトの文献でも同様の記載がされています。
これらは永年の経験の集積から導き出された結論のため、迷信と切り捨てるには惜しいですが、現代でも通用できるのかは信じられない方も多いでしょう。
このため、こうした古い文献の記述が正しいかを検証するために多くの実験が行われてきました。
そして、驚くことに文献の記載が否定されたものは比較的少なく、はちみつに関する昔の記述はある程度科学的根拠があることが裏付けられています。
この記事では、迷信では終わらないはちみつの効果について解説します。

胃潰瘍をはちみつで治せた事例

現代の病気として増えているものの1つが、胃潰瘍や十二指腸潰瘍です。
これらの病気は、現代の食生活が贅沢になってしまったことやストレスが原因とされています。
また、潰瘍はガンの前駆症状とも言われているため油断のできない病気です。
この胃潰瘍や十二指腸潰瘍には、はちみつがよいと昔から言われていました。
理由として、アメリカの学者ベックは、「はちみつの便通作用」「はちみつのただれを治す力」「はちみつに含まれる脂肪酸がゼン動を促進」という3つの効果によるものだと解説しています。
また、ドイツの医学者は多数の患者の胃潰瘍をはちみつのみで治したと発表しています。
日本でも作家の森山啓さんが、はちみつで胃潰瘍を治せた体験記を公表しており、信憑性が高くなっています。

便秘や下痢にも効果的なはちみつ

はちみつが便秘に効果的であることは、古代エジプトからよく知られています。
医学の父と名高いギリシアのヒポクラテスも、はちみつが便通剤として重宝できるものだと力説しています。
便通剤として使用するためには、はちみつを飲んでもよく、また、火にかけてあめのような状態にし、これを棒状に練って肛門から差し込むという方法も古くより行われています。
また、便秘にきくというと下痢にはよくない印象をもちますが、はちみつは下痢の対処にも用いられてきました。
ローマの大プリニウスは、はちみつをブドウ酒と混ぜて冷やしたままのむと便通剤になり、温めて飲めば下痢の薬になると書いています。
また、水とはちみつをまぜてどろどろにしたものを茶碗1杯飲めば、赤白痢も止まるといった記載もされています。
この古代からの考え方があながち間違っていないということは、フランスの医学者によって科学的に裏付けられました。
医学者ドマードは、悪性の下痢のため極度の栄養失調状態におちいってしまった生後8ヶ月の幼児に、8日間はちみつと水だけを与えたあと、山羊の乳を与えて完全に健康を回復させられたと発表しています。
また、ドマードの見解によると、これははちみつの栄養だけではなく、はちみつが持っている殺菌力で腸内をキレイに掃除できたためだと言います。
下痢止めの場合のはちみつの使用法は、はちみつを100グラム、卵黄を1個、日本酒三尺を温めて、卵黄が半熟になったときに飲む方法が知られています。
薬剤とは異なり一度に下痢が止まることはありませんが、着々と快方に向かいます。

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