純粋なはちみつの見分け方

近年のはちみつは、消費者が信用するのは難しいと言われています。
過去には公正取引協議会による調査ではちみつの2割が偽者だという事件があったことから、日本中のはちみつが全部まぜものなのではないかと疑われることもありました。
ほんもののはちみつを見分けるにはどうしたらいいのでしょうか。
この記事では、純粋なはちみつを見分ける方法があるかについて解説します。

はちみつは舌で分からない

はちみつが本物かどうか見分けたいというとき、ベテランだと自負する人ではちみつを舐めたり垂らしたりすることで判断している方がいます。
しかし、実際はそのような方法ではちみつの純度を確かめることはできません。
はちみつの中に少量の偽和物を添加したものを与えられたとして、自分の目や舌だけで見破ることは、養蜂家でも難しいでしょう。
特に最近の偽物はとても巧妙に出来ているため、専門家でも見分けがつかない場合が多いです。

有名なはちみつの見分け方は正しいのか

はちみつが本物か偽物かを見分ける方法として、紅茶の中へ入れた時に黒色になったら本物で、ならなかったら偽物というのが知られています。
これは、紅茶に含まれているタンニンという成分にはちみつの鉄分が作用して起こる現象です。
しかし本物のはちみつでも物によってはひどく黒くなるものとわずかしか黒くならないものがあります。
この違いはミネラルである鉄分の含有量の違いから生じるもので、色の黒いはちみつほど黒変が激しくなると言われています。
そして残念ながらこの見分け方は決定打にはなりません。
実は紅茶にいれたはちみつが黒く変化するのは、はちみつに本来含まれている鉄分そのものの違いというよりも、容器からくるものである場合が多いからです。
例えばはちみつが缶に入っていた場合には、はちみつは金属を溶解する性質をもっているため、溶かされた鉄分がはちみつに混じり込み、紅茶のタンニンに反応して黒く変化します。
それに対して瀬戸物容器などに入れてあるはちみつは鉄分が混ぜ込まれないため、少ししか紅茶の色は変わりません。

専門的にはちみつの純度を鑑別する方法

経験的にはちみつの真偽を見破る方法がないとなると、専門の試験期間が行っている分析しか識別する手立てはありません。
純度試験は、大きく4つの検査が行われています。
1つ目は、人工添加糖の有無の検査。
2つ目は、はちみつに含まれているショ糖の量の検査。
3つ目は、デキストリンの量の検査。
4つ目は、ミネラルの量の検査。
これらの分量を詳細に検出することで、人工的なはちみつか、純粋なはちみつかを見分けることができます。

一般消費者ははちみつをどう見分ければいいのか

一時期問題になってからは市販のはちみつの品質も向上しつつありますが、それでも市販のはちみつは信用できないという方も多いかと思います。
その場合には、みつばちを飼っている業者から直接はちみつを買うことがおすすめです。
都会の近辺にも、養蜂業者はあります。
実際に養蜂家の方と言葉を交わすことで、安心して手に取ることができるでしょう。
業者を探し出すことが難しい場合には、瓶詰め業者を信じて市販のはちみつを買うしかありません。
そして食べてみた結果、どうしても疑わしい場合には、試験期間に純度試験を依頼することで黒白はっきりすることができます。

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