知っておきたい蜂蜜の種類分けと価値

はちみつにはどのような種類があるのでしょうか。
はちみつにあまり関心のない人は、はちみつと言えば何でも同じだろうと考えますが、実は同じはちみつでもピンキリです。
この記事では、知っておきたいはちみつの種類と効果について解説します。

はちみつの分類方法

昔の日本ではちみつは、石蜜や木蜜や家蜜といったはちみつがとれた場所によって分類されてきました。
しかし、今日の常識では、同じ土地でとれたものなら木の洞穴でも崖の岩穴でも、蜜源の植物が同じだと考えられるため場所による分類は曖昧になっています。
世界各国で広く行われている分類方法は、どのような花からとれたはちみつかという、蜜源植物の種類による分類です。
例としては、レンゲ蜜やアカシア蜜、ソバ蜜といったものが有名です。
この分類は、古来行われていた場所による分類とは違って根拠があります。
具体的には、レンゲ蜜とアカシア蜜では味も香りも異なり、見た目の色も異なります。
また、はちみつの成分も蜜源植物によって少しずつ違いがあります。

はちみつはピンからキリまである

はちみつは蜜源によって主成分が異なります。
例えばレンゲ蜜はブドウ糖と果糖が等しい量ですが、ナタネ蜜はブドウ糖のほうが多く、アカシア蜜は果糖のほうが多いです。
また、クリ、ソバ、ボタイジュといった色の濃いはちみつは、ミネラルが多く含まれています。
普段レンゲ蜜やアカシア蜜のはちみつを食べている人がクリ蜜をたべると、味がかなり違うことが分かるでしょう。
このような花によるはちみつの違いは、例えばタイやイワシやマグロが、同じ魚でも種類によって味が異なることと同じように考えられます。
魚が種類によって格付けされるのと同じように、はちみつも花の種類によって等級があります。
レンゲ蜜やアカシア蜜は最高級と言われていますが、ナタネ蜜やマロニエ蜜は中級、シナノキ蜜になると下級、クリ蜜は最下級で一般的には流通せずにみつばちの餌として利用されています。

はちみつの価値は国によっても異なる

魚のタイとイワシの価値が、日本とアメリカやヨーロッパを比較すると逆転することをご存知でしょうか。
これと同様に、はちみつの価値も、異国にいくと逆転することがあります。
例えば、ボダイジュのはちみつは日本ではクセや臭いが強いため不人気ですが、ドイツやロシアでは最高級品とされています。
また、ソバのはちみつも日本では不人気ですが、フランスでは料理に多く活用されています。
逆に日本では人気のナタネ蜜は、ヨーロッパでは不人気でみつばちの餌としてしか活用されていません。
この違いは好みもありますが、ヨーロッパやアメリカでは香りが強いものが好まれ、日本では香りが強いものは嫌われるといった傾向があります。

産地が変われば価値も品質も変わる

はちみつを花の種類によって分類するのは世界共通ですが、価値については国際的に通用するものであはりません。
その理由の1つとして、日本にはある蜜源植物がヨーロッパにはない、またはその逆も多いことがあげられます。
このため、はちみつの国際取引は花の名前だけでは商談は簡単にはまとまりません。
また、同じ名前で同じ蜜源植物からとったはちみつでも、国によって品質も異なります。
気候風土の関係もありますが、採蜜法の違いが大きいです。
レンゲ蜜やクローバー蜜は、種類毎にきめ細かいな採蜜を行っている日本のほうが、ヨーロッパより純粋な味を楽しむことができます。

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