はちみつは甘く、美味しいため様々な料理に使われます。
そんなはちみつは美容にも効果があります。
ここではどのような効果があるのか見ていきます。
保湿作用
シワやたるみ、くすみなどの肌の老化をもたらす最大の原因は乾燥です。
はちみつに含まれる「果糖・ぶどう糖」は、吸水性や浸透性が抜群です。
化粧品として肌に塗ると潤いをキャッチし、肌の奥まで浸透します。
アンチエイジング
年齢を重ねることでコラーゲンやヒアルロン酸が減り、肌の新陳代謝が乱れ、ハリや弾力が失われます。
はちみつに含まれるグリシンやプロリンなどの「アミノ酸」がコラーゲンの生成を促し、亜鉛やマグネシウムなどのミネラルが新陳代謝を促進します。
ニキビ予防
はちみつは「抗菌・殺菌作用」に優れています。この作用はニキビ予防にも効果的です。
はちみつ内に含まれる酵素が、強力な殺菌力を持つ過酸化水素をつくり、ニキビのアクネ菌や黄色ブドウ糖だけを退治・増殖を防ぎます。
また、ビタミンB₁は新陳代謝を高め、ニキビ跡にも効果的です。
美白・シミの改善
はちみつに含まれるビタミンB群とビタミンcは美白に書かせません。
ビタミンB群は肌のターンオーバーの周期を正常化することで、肌を底上げし、ビタミンCは抗酸化作用やメラニン生成制御に効果を発揮します。
このほかにもはちみつには様々な効果があります。
では、これらはどのようにすれば効果を得られるのでしょうか。
食べる以外に5つ紹介します。
はちみつ洗顔・はちみつ化粧水
はちみつリップパック
はちみつとオリーブオイルを混ぜ合わせて唇に塗り、数分置くだけです。
たった数分するだけで唇が潤い、血色の良いピンク色になります。
余裕があるときは、唇の上にラップを乗せると効果が倍増します。
はちみつ入浴剤
バスタブにお好みのはちみつを大さじ1~2杯くらい加えるだけです。
風呂上がりに肌がべた付くこともなく、しっとりすべすべになります。
日焼けした後や、乾燥が気になる人におすすめの方法です。
また、バスソルトと一緒にはちみつを使用すると、しっかりと発汗しながらはちみつの香りでリラックスできます。
むくみ予防にも効果的です。
はちみつパック
とても簡単で、肌に直接はちみつを塗るだけです。
1~2滴を手のひらにとり、少量の水で顔全体に伸ばします。
5~10分ほど置いた後に、ぬるま湯かお湯で洗い流します。
入浴中に行うと、蒸気で毛穴も開いてさらに効果的です。
はちみつのミネラルやビタミンで肌がワントーン明るくなり、保湿作用で肌のきめが整います。
はちみつボディソープ・シャンプ・コンディショナー
ボディの乾燥が気になるなら、はちみつ入りボディソープを使うことにより、肌を清潔に保ち、ひじやかかとの乾燥にも効果的です。
また、頭皮の健康にははちみつ入りシャンプーです。
頭皮を優しくマッサージをするように使うと、毛穴の汚れがきれいになり、健やかな髪が育ちやすくなります。
同時にはちみつ入りコンディショナーも併用すると、指通りがサラサラになります。
作り方は400~500mlの市販品に大さじ1のはちみつを混ぜるだけです。