蜂蜜と一言で言っても、スーパーの売り場には
様々な種類の蜂蜜が販売されています。
それは何によって分かれているかというと、
その蜂蜜が純正品なのか、加工品なのか、
国産化外国産か、ブランドや原料など
本当に様々な分類で分かれているのです。
今回はその中でも、原料となる花について
それぞれの特徴や種類などをご紹介します。
蜜の原料である花の種類
1.レンゲ
レンゲの花は、国産蜂蜜の中では一番有名な蜂蜜です。
便秘解消の効果が高く、コクのある甘さが特徴です。
フローラルの香りで日本人にとっては摂取しやすく、
まろやかな味わいが特に親しまれています。
様々な料理に合うので、どんな使い方でも合う種類と言えます。
2.アカシア
アカシアの花には果糖が多く含まれています。
そのため、固まりにくいのが最大の特徴です。
冬場になると、通常の蜂蜜は固まり、食べにくくなる印象があるかと思いますが、
そんな時にでもトロリと食べやすいのがアカシア蜂蜜です。
優しい香りで癖が少ないのも、多くの人に愛される理由となっています。
一般的には飲み物などに使うことが多いです。
3.みかん
みかんの花からできた蜂蜜は、柑橘系の香りがふわっと広がって、
爽やかな酸味が口の中で味わえるのが特徴です。
日本で採れたみかんは特に、
日本人には馴染みやすい味となっております。
色が薄いものの方がいいと言われており、
甘酸っぱさを好む人にオススメです。
選ぶポイント
上記でご紹介した以外にも、現在ではまだまだたくさんの種類の蜂蜜が
販売されています。
その中から自分に合ったものを選ぶのは大変です。
では、蜂蜜を購入する際には何に注意して選んでいけばいいのでしょうか。
それは、蜂蜜に何を望むかにもよりますが、
種類によって違うのは、味、効果、香りなど。
まだ食べたことのない種類にチャレンジするのもありですし、
まずは定番のレンゲ蜂蜜から食べてみるのもあり、
いろいろなスーパーでよく売られている商品から手に取るもよし、
また、自分の求めている効果のある種類を選ぶのも
蜂蜜選びには重要なポイントです。
特に種類の多い蜂蜜から、自分が気に入った種類を見つけるのも
とても長い道のりとなりますが
自分好みの蜂蜜に出会えた時はとても嬉しくなると思います。
百花蜜について
ここまでで、蜂蜜には花によって味や風味が違い、
たくさんの種類があることがわかりました。
その中でも「百花蜜」というものがあります。
これは、様々な種類の花から採れた蜜から作られたものという
意味があるそうです。
ミツバチは同じ花から蜜を集めるのが基本ですが、
なんらかの理由で一つの花から蜜を集められない場合があります。
そのミツバチが様々な花から集めた蜜を
「百花蜜」というそうです。
味や風味などはその年によって違うとのことなので、
いつもと違う刺激が欲しい方にはとってもオススメです。
このように、蜂蜜の原料である花にもたくさんの種類があります。
もしかしたら花の数だけ蜂蜜の種類があるのかもしれません。
いろいろ調べていくと奥深い蜂蜜を
これからも興味を持って知っていきたいものです。
そして、たくさんの種類の蜂蜜を試してみて、
自分の好きな蜂蜜を見つけてみてほしいです。